少年ジャンプ+漫画賞

結果発表

準入選2本、佳作が4本出る!!

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少年ジャンプ+でヒットを目指す新人作家、求む!!
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準入選

賞金 50万円

少年ジャンプ+に受賞作掲載

「超銀河団浄化構想」寺本愚弐

「超銀河団浄化構想」寺本愚弐

あらすじ

主人公のたくみは、実は宇宙人で地球人が存続するに値するか潜入しに来ていた。しかし、彼女のハナを観察するうちに…?

編集部講評

極端な設定ながら、キャラの心情を丁寧に描いていて、エンタメ性高く楽しく読ませていただきました。主人公が地球人に肩入れするまでの流れが若干無理があったり、読みにくいところがあったりなど、整理できる箇所は多くあるように思います。次回作も期待しております。

松本直也先生講評

まず最初のツカミがいいなと思いました。小さな日常から入って、宇宙船という違和感を見せてして、めくりの見開きでこの作品を象徴する場面を見せる。十分に続きを読んでみようかなと思わせる力を発生させてるなと思いました。その後の2人のやり取りはやや読み手を置き去りにしてしまう感じを受けましたが、それは描いている内容が悪いのではなく、まだ作者ワールドともいえる独特の空気感のようなものを形成できていないからだと思います。普通と違う反応をする人物たちを成立させるためには、それをその作品ならではのリアリティとして成立させなくてはなりません。画力や演出力が伸びもっとそれを形成できるようになったら、同じ流れをもっとより多くの人がついて来れる形に成立させられるようになると思います。
大きな出来事と小さな出来事を対比で見せるのが上手く、全体の構成でも作中のエピソードでも端々でそれが上手く機能していました。ラストの土星の輪を指輪に例えるのも面白かったです。
少し触れたように、所々キャラクターの行動についていきにくい事があったので、それらを作者のワールドで包み込んで、独自のリアリティの中に読者を引きずり込めるような作家性にまで昇華できたら、よりすごい作家さんになるのではないかと思います。

作品を読む
「伝説のバンド」岩下だんご

「伝説のバンド」岩下だんご

あらすじ

ノリで載せたバンド演奏動画が炎上し人目を気にするちえり。苦労を乗り越えバンドの再結成をするが…!?

編集部講評

SNSの炎上という現代人が共感しやすいものを入り口に、青春譚を読みやすく丁寧に描き上げた点が評価されました。ただテーマや主人公の描き方など既存作品の雰囲気を感じるところもあり、今後はその点でオリジナリティ溢れるものを期待します!

松本直也先生講評

面白かったです。まず、冒頭の強いフリがしっかりと効いていました。そしてその冒頭も含めてなんですが、下手すると話が暗くなりそうなシリアスなフリが入った後に明るく切り返すのが上手くて、しっかりスパイスとして効かせつつ深刻になりすぎないようにするストレスコントロールのバランスがとても素晴らしかったです。キャラクターたちも好感度が高くて素直に応援できました。ちえりもよっくんも心の傷からくる歪みを持ってるもののどこか憎めない可愛げがあり、りんごは心地よくグイグイ話を前に引っ張ってくれるパワーと魅力的なキャラクター性を両立していました。これは描き手の作家性からくるものも大きいと思うので、別のお話を描くときにも生きてくる明確な武器だと思います。
好感度の高い絵柄で、シンプルながら表情での感情表現も的確で、全体通して画力も高かったです。この作品を見る限りではすでに余裕でプロのレベルに達してる方だなと思いました。

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佳作

賞金 30万円

「Dream error」鮫島ふに

「Dream error」鮫島ふに

あらすじ

病で亡くなった母にもう一度会いたいと夢日記をつける少年エスター、しかし続けていく内に様子がおかしくなって──。

編集部講評

よくある題材ではありますが、しっかり驚きと怖さを表現できていました。可愛らしい絵柄と確かな画力も大きな武器になると思います。画面の使い方が窮屈に感じるので、絵で魅せることを意識してネームを作ってみてください。また、次回作では読後感のよい作品にもチャレンジしてみてほしいです。今後も期待しております。

「meat」しま太郎

「meat」しま太郎

あらすじ

狩りの才能を持ちながら、動物を殺せない少年ルカ。ある日、祖母が熊に襲われ――。

編集部講評

重厚なテーマと映像的な演出により、緊張感が途切れず最後まで楽しく読めました。一方で、祖母の死から動物を殺す結論へ至る因果が弱く、主人公の変化が他者要因に見える点は惜しく感じます。主題の焦点を絞り、決断のきっかけを明確にできると、作品全体の納得感がより増すと思います。ベルガーの存在が作品全体の空気感を和らげており印象的でした。次回作を楽しみにしております。

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「おばけちゃんと氷の葬儀屋」鬼灯村京

「おばけちゃんと氷の葬儀屋」鬼灯村京

あらすじ

主人公・クリスは、「感情がない」と言われるほど無機質な人間だった。ある日、クリスは幽霊に取り憑かれてしまうが…?

編集部講評

丁寧に話が作られていて、細かい演出も上手く、才能を感じる作品でした。ただ、現状キャラ描写が弱く、共感すべきシーンで共感しきれないなど、もったいなかったです。題材のアイデアも含めて工夫できると良いかと思いました。次回作も期待しております。

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「独白」浦山風雲

「独白」浦山風雲

あらすじ

学校でも、家庭でも問題を抱える少女・寧々。彼女の前に、ある日不気味な見た目の門が現れて…?

編集部講評

細部まで描き込まれた背景やモチーフと、キャラクターのシンプルな表情との対比が際立つ作品でした。主人公の行動がもたらす、前向きな結末も好印象です。他方、主人公が元の世界に帰る決断をしたきっかけについては、より具体的に描けると説得力が増すと思いました。また、今後は画力の向上にも努めて頂ければと思います。

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最終候補

賞金 10万円

「さよならランジェリー」金山りお

「さよならランジェリー」金山りお

あらすじ

主人公の女の子は、最近パンツを盗まれてしまった。その犯人が捕まったと警察から連絡が来るが…?

編集部講評

目を引くカラーの使い方から、シュールな作風で面白く読ませていただきました。ただ、現状作家性だけで描いている印象もあり、ここから魅力的なキャラクターや合う題材が見つかると、レベルアップできるかと思います。次回作も期待しております。

「鉄の肉詰め」林曜一

「鉄の肉詰め」林曜一

あらすじ

「もし人1人好きに使えたら、なにができるかな」つまらない毎日を過ごすケイは、コミュニケーションアンドロイドのクロコにそう漏らす。するとクロコは自分を好きに使えば良いと返して…

編集部講評

モノローグ運びと演出、ラストの展開に非常に作家性を感じる作品でした。まだ構成が冗長で読者に伝えきれていない部分も多かったり、線の粗さが目立つ部分もありましたが、作品を重ねていく中でぜひブラッシュアップしていきましょう。次回作にも期待しております。

受賞まであと一歩

  • 「MOON」かわう
  • 「ステイゴールド人」のこり3粒
  • 「プリズム」すずきさん
  • 「BALL∞N」多聞
  • 「悲廻」壱式遼
  • 「PURESHOT」

編集部総評

今回も沢山の応募ありがとうございました!今回の応募作はバラエティに富み、本当に読んでいて楽しい選考になりました。ご自身の思いや描きたいテーマをしっかりと読者に伝わるよう、考え抜いて描かれたもの、その年代ならではのテーマを掘り下げて描いたもの、物語の構造で驚かせるもの等など、次はどんな作品に出会えるのだろうとワクワクしながら読んでいました。ご自身の今持っている特性を大事にして、それがさらに読者に伝わるように技術を上げ、またその特性を磨いて、他の誰でもないご自身だけの作風を育てていっていただきたいです。さらに成長した応募者の皆様の作品にまた出会えることを楽しみにしています!

松本直也先生総評

目にみえる読者がネット上の声になっているので仕方ない事ではあるんですが、青年誌的なドラマ重視な作品が多く、キャラクターエンタメに特化した漫画が一つも無かったのは残念でした。今の時代に放つのが最も難しいジャンルの一つだとは思うんですが、時代に合わせた形で挑戦する作家さんや編集さんがもっと出てくるといいなと思います。その中で「伝説のバンド」は個々のキャラクターや作家性のノリに魅力がありましたし、一番エンタメに対しての意識も高いと感じました。

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