少年ジャンプ+漫画賞

結果発表

準入選1本、佳作が2本出る!!

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少年ジャンプ+でヒットを目指す新人作家、求む!!
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準入選

賞金 50万円

少年ジャンプ+に受賞作掲載

「人斬り与四郎のその後」柴淳芯

「人斬り与四郎のその後」柴淳芯

あらすじ

江戸後期に現れた稀代の人斬り・与四郎は、 菱形羽織の謎の侍に斬り殺される。 目覚めるとそこは、悪人同士が永遠に殺し合う地獄で──。

編集部講評

独自の解釈が加わった地獄という舞台で、宿敵を待ち続け、やがて死合いに至る構成に惹きこまれました。また、主人公と敵の双方を格高く描けており、両者の戦闘に期待感がありました。物語が一人語り中心で進むため、今後はキャラクター同士の掛け合いで話を展開することにも挑戦してほしいです。また、剣戟の構図や描き込みの迫力は活かしつつ、決着の部分など戦闘描写が分かりづらくならないよう意識してみてください。次回作も期待しております。

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佳作

賞金 30万円

「summer shadow」KEKE

「summer shadow」KEKE

あらすじ

兄・ソウイチの死を契機にバスケをやめたユウイチの前に、転校生・葵が現れる。ソウイチに恩があるという葵は、再びコートへ立つようユウイチを誘うが…?

編集部講評

世界の空気感ごと伝わってくる、気合の入った背景が魅力的でした。バスケシーンの疾走感も良く、決め絵も目を惹きました。一方で、主人公が再びバスケをするきっかけが出来事ではなく、時間経過に頼っている点は、ややアイデア不足と感じました。また、主人公がやや独りよがりな印象を受けました。ただ、等身大のキャラクターを描けるのは強みなので、今後は好感度の調整も意識してほしいです。次回作も期待しております。

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「猫になっても」山根顕人

「猫になっても」山根顕人

あらすじ

とある老夫婦。ある日、おじいさんが起きると、おばあさんが猫になっていて…?

編集部講評

ばあさんが猫になる、という気になるフックからおじいさんの丁寧な感情描写と、高いレベルでドラマが作られていて面白かったです。ややおじいさんに都合の良い展開になっていた印象があったので、好感度調整も含め、バランスを意識できると、より良くなるかと思います。

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最終候補

賞金 10万円

「あかりの檻」三月酔

「あかりの檻」三月酔

あらすじ

「大人になっても一緒にいようね」そう約束した友人の名前が思い出せないまま、乗り込んだ見知らぬエレベーター。そこではなぜか「22」の数字だけが押せなくて…

編集部講評

心象世界の中でだんだんと真実に近づいていくお話。西洋風のエレベーターやキャラの洋服、小物一つ一つにこだわりを感じ、この漫画の世界を緻密に作り上げようとする気概を感じます。希望を感じさせるラストもよかったですが、友達と向き合ってからの本番を描くことなく、それまでの葛藤を冗長に描いていた印象でもありました。人と人との向き合いをしっかり描けるような次回作に期待します。

「AIKO」小林なな子

「AIKO」小林なな子

あらすじ

主人公・愛子は殺し屋として、「千人斬り」を成し遂げる。しかし彼女は、殺し屋業から足を洗いたく…?

編集部講評

長いのですが読みやすく、エンタメとして楽しめるようなキャラ・展開が作られていてよかったです。企画としてみると、既視感のある展開が続くので、何かこの作品らしさを加えられると、完成度が上がるかと思います。

「possessed friend」もり

「possessed friend」もり

あらすじ

嘉美はある日、友人の禮奈の中身が別人のように変わっていることに気づく。正体を探るうちに、嘉美は次々と怪異現象に巻き込まれていき――。

編集部講評

勢いのある線で画面に迫力があり、ホラー演出も印象的でした。2人の元々の関係性や怪異現象の前フリをもう少し置けると、恐怖や感情の高まりが積み上がり、後半の展開がより大きな魅せ場として効くと思います。顔のパーツバランスも一部不安定に見えたので、安定を目指しましょう。次回作も楽しみにしております。

受賞まであと一歩

  • 「パイロダンス」ヨシマツ
  • 「行商オンザロード」緒河空間
  • 「夏、首切りの仕業」水野康平
  • 「宇宙の果てで待つ」木月由宇
  • 「Inside the Brain」足立景
  • 「サイバー・リトルヘイスト」道須南人

編集部総評

率直に言って、今回はものすごくレベルが高く楽しい審査会となりました。作品としての完成度にはばらつきがありましたが作家としての良いところがそれぞれはっきり出ていたのでその良い部分をさらに磨き、次は読者を意識して足りていない部分を強化できれば次のステップが見えてくると思います。またアクションで良い絵が入っている作品は多く見られましたが、そういった作品も表情にももっとこだわってもらえたらと思いました。その場面にふさわしい感情が出た表情は読者の心を捉えます。表情とアクションのどちらでも読者の目をとめることができれば記憶に残る作品になります。今回入賞した皆さん、また惜しくも入賞に至らなかった応募者の皆さんのステップアップした次作に期待しています!!

千葉侑生先生総評

ジャンプ+漫画賞で初めて審査員をさせていただいたので、世の漫画家志望の方たちのレベルの高さにびっくりしました。読み切りとして読後感がよく、とてもみんな頑張ってるなーと感心してしまいました!全体を通してキャラが弱く、印象に残れるキャラクターを作れるかが課題だと感じました。私はキャラを作るときは『フィギュアにしたら売れるキャラ』というのを大切にしています!たくさん描いてたくさんレベルアップしていきましょう!私も負けてられません!お互い頑張りましょう!

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