少年ジャンプ+漫画賞

結果発表

少年ジャンプ+漫画賞史上初!入選作品出る!!!さらに準入選が1本、佳作が3本!

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少年ジャンプ+でヒットを目指す新人作家、求む!!
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少年ジャンプ+漫画賞史上初!入選作品出る!

入選

賞金100万円

少年ジャンプ+に受賞作掲載

「尻デカ大名、江戸へ往く」里山いっこく

「尻デカ大名、江戸へ往く」
里山いっこく

あらすじ

時は江戸ーー尻デカ藩の大名は、参勤交代で江戸に向かう最中に様々なピンチに遭ってしまう。

編集部講評

ギャグの数・質、オチの壮大さとちょっとした遊び心、全てにおいてレベルが高い作品でした。ギャグだけで終わらせることなく、主人公の大名の好感度が上がるようにエピソード一つ一つも緻密に組んでおり、様々な楽しみ方ができるのも良かったです。入選おめでとうございます。次回作も期待しております。

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準入選

賞金 50万円

少年ジャンプ+に受賞作掲載

「光の尾」太郎勇ミ

「光の尾」太郎勇ミ

あらすじ

一緒に吹奏楽を始めた、友達の光輝。引っ込み思案のコイツを引っ張っていくのが、俺の役目だと思っていた。

編集部講評

絵作りのクオリティが素晴らしく、演出や心情描写の巧みさが光る作品でした。絵柄も魅力的です。
展開やキャラクターに関してはあまり独自性がないように感じたので、次作はぜひ個性を磨き、概要だけでも読者が面白そうだと感じるような企画性のある作品作りも意識してみてください。

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佳作

賞金 30万円

少年ジャンプ+に受賞作掲載

「ハキ様の花唄」朝倉紺

「ハキ様の花唄」朝倉紺

あらすじ

極度の音痴に悩む荒地の姫・ハキのもとに派遣された琴弾きのイルタ。二人の歌の特訓が始まるが…。

編集部講評

奥行きを感じさせる世界観描写と抑揚のあるドラマが光る作品でした。ビターな結末が味わい深いのですが、主人公の人生にもう少し救いがあると、2人が結ばれなかったことの切なさ、美しさをより純粋に魅せられたのではないかと思います。セリフ等でキャラの個性を表現することも次は意識してみてください。期待しております。

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「社会不適号車の車窓から」野村きょ

「社会不適号車の車窓から」
野村きょ

あらすじ

漫画家を目指す男が毎日のように思い出すのは、今は会えない友人だった。

編集部講評

演出力が高く、迫力あるページが続くのでページをめくる手が止まりませんでした。名前をつけられない感情を描く力がある作家さんだと思います。キャラクター性や強いセリフが入るとさらに共感できた印象でした。次回作を大変楽しみにしております。

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「マイ・シェリー・イチビコ」すえだまいまい

「マイ・シェリー・イチビコ」すえだまいまい

あらすじ

とある学園の姫・白雪苺が、王子様を採用する試験を開催することに。王子の座を賭けて、主人公・土踏松の奮闘が始まる…!

編集部講評

セリフ・世界観など、独特の個性がありつつ、読ませる関係性・展開が用意されており、面白かったです。ただ、いきなり良くわからない学園で、謎の王子様採用が始まるため、かなり読者を振り落としてしまいそうに思いました。読者にとって入りやすいストーリー構成を考えてみてください。

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最終候補

賞金 10万円

「逃避行」宇根良平

「逃避行」宇根良平

あらすじ

名家に嫁いだ自由人・英俐。夫を亡くした後も、彼の実家で不自由ない暮らしを送っていたが…

編集部講評

画面作り、および描きたいテーマの取り扱いに唯一無二のセンスを感じる作品でした。一方で、キャラクターの行動動機が不明瞭な点は目立っていた印象です。また、場面転換の多さも課題には感じました。このセンスを活かした上で、より人物描写や構成が明瞭になった次回作を期待しております。

「メガ・デストロイ・ブッチャー」髙木大輔

「メガ・デストロイ・ブッチャー」髙木大輔

あらすじ

宇宙の彼方、超巨大監獄惑星「ザ・ロック」には、史上最悪の囚人が収監されていた…

編集部講評

粗削りながら描きこみもしっかりしており、勢いを感じる作品でした。
主人公のエピソードが描かれないため、なぜアイドルが好きなのか、なぜ強いのかといった理由が見えず、また好感度も低くなってしまった印象です。
内面はもちろん、デザインなどの外見も含め、魅力的なキャラクターを描く工夫をしてみましょう。

受賞まであと一歩

  • 「無題」ニトロ
  • 「知の解剖」秋村夕鶴
  • 「ギジンちゃん黎明期」銃架じん
  • 「竜化石 -ドラゴン・フォッシル-」芦田皓涼
  • 「晩夏の復讐譚」藤岡望来
  • 「バイト体験実行中」北乃丸
  • 「クソ田舎メルトダウン」林曜一

編集部総評

「少年ジャンプ+漫画賞 2024年冬期」へ沢山のご応募ありがとうございました。どの作品もそれぞれに個性があって楽しい審査となりました。漫画家さんの描きたいものへの執着を見せてくれるような作品は、読む側の好き嫌いを通り越して目が離せないものになります。今回は題材そのものはよくあるものでも、描き手の個性で新たな魅力を持った作品となっているものがありました。また、自分の好きな世界観を極めた突き抜けた作品もいくつかあり、どういう軸でそれぞれを評価すべきか良い意味で迷ってしまいました。今回受賞、応募していただいた皆様の個性がこれからジャンプ+という場で磨かれ、より花開いていくことを楽しみにしています。

伊科田海先生総評

今回の賞へご応募して下さった全ての皆様、 ありがとうございました。そして大変お疲れ様でございました。1本、 読切を描くという事がどれだけ大変な事か痛いほど身に染みております。今回受賞された方々はその中でも意欲とクオリティが特に高い作品だったと自信を持って下さい。その上で、 今回作品を読んでいて「分からない」「分かりにくい」という事が何度もありました。基本的に「面白さ」を計るためには「分かる」という状態が前提にあります。奇抜なアイデアや凝った世界観よりも、 王道でベーシックなものの方が分かりやすいのなら、 それを迷わず使うくらいの気持ちを持ってみましょう。ただし全てをありきたりなものにするのではなく、 絶対に外せない面白さはどんなに分かりにくくても貫いて下さい。その面白さを伝えるために、 それ以外を全て分かりやすくするのがプロの技術だと思っています。皆様の新しい作品が読める日を心よりお待ちしております!!

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